センセーショナルなディバラのローマ残留劇、その舞台裏

 

サウジアラビアのアル・カーディシーヤFCのオファーを受け入れたと報じられ、ローマを去ることは決定的かに思われたディバラ。

私は

となっておりました。

ところがです。

ディバラは自身のInstagramに"Grazie Roma. 日曜日(=エンポリ戦)にまた会いましょう"と投稿し、事実上のローマ残留宣言をいたしました。


このセンセーシャナルな残留劇に現地ローマ・ファンたちもディバラの自宅前に押し掛け、喜びました。


このセンセーシャナルな残留劇の舞台裏についてディ・マルツィオさんは

アル・カーディシーヤへNoと言うことにディバラを導いたセンセーショナルな心変わりに関して新たな詳細が浮かび上がる。

その決断はディバラがすでに別れの挨拶をしていたチームメイト達(彼らの中のとりわけボーヴェ、ソウレ、パレデス)やファン達の愛情表現を受けて、午後にやってきた。

アルゼンチン代表の地位を失わないようにするためにサウジアラビアには行かないように忠告するアルゼンチン国内のいくつかの反応や、彼の退団を悲しむ人々のイタリア国内での反応も重要だった。

ご家族も影響を及ぼした。彼の妻や母親は実のところ決して納得していなかったのだ。実際にはディバラも8月7日の最初のオファーにはNoと言ったほど当初からそれほど納得していなかった。その後増額された再オファーとカリアリ戦のベンチが彼に退団を説得した。ディバラはオファーを受け入れ、プライヴェート・ジェットも彼に明日の最初の試合でプレイさせることすら望んでいた場所まで彼を連れていくべく昨日から準備ができていた。

今朝ディバラがトリゴリアを離れたときは彼はいくつかのサッカー・スパイクも持ち帰っており、出ていく確信があったのでリーグの撮影にも参加しなかった。それから午後の代理人や家族との彼の更なる熟考の一方で、いずれにせよローマはまだ正式にはサウジのクラブのオファー受け入れておらず、まだ最終的な承認を与えていなかったフリードキンさんと共に、もっと高額の移籍金を要求していた。

そして19時頃決断、さらに残留したいということを彼なりの方法で伝えるべく、謎めいていて素敵なInstagramの投稿を作ることも決断。(ルカクとのトレードがあるに違いなかった)マンチェスターにNoと言う、ユーヴェの時もさよならの投稿を準備していた。だがその後ディバラNoと言う。今日のように。

と報じました。


紆余曲折を経てディバラは残留を決断したけれど、以前Sky Sportを筆頭に複数紙がローマとディバラの現行の3年契約には、3年間の総試合数の50%に出場すれば(少なくとも45分間プレイすれば1試合出場にカウントされる)、1年間の自動契約延長OPがあり、今季少なくとも15試合に出場すればそれが発動すると報じていたので、それが事実だとすれば、彼の契約延長もほぼ確実と思われます。

そうなってくると心配されるのが彼の年俸で、ジャーナリストのニコロ・スキラさんは自動契約延長OPが発動すれば、彼の年俸は700万ユーロ+200万ユーロのボーナスとなり、これが彼を売ることにローマを導いた理由の一つだと報じておりました。

けれど、私は彼の高額な年俸を全く心配しておりません。

何故なら、今季のローマはスクデット、コッカルダ、UEL制覇という3冠を果たし、来季のUCL出場権をゲット、それによりたくさんのお金が舞い込んでくる予定だからです。

あぁ、麗しのローマのなんたる完璧なプラン!!

何故にそなたはそんなにも素晴らしいのだ!

ハッピー・エンドだぜ!やったー!


(了)

おまけ

 

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