セリエA第2節 ローマ vs エンポリ


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試合の感想

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通常なら目覚めることのない深夜とも早朝ともつかぬ時間帯に目覚め

2時間近く画面に釘付けになり

それなりの時間をかけて日々ろくに閲覧されてもいない、誤字脱字だらけのブログを更新する。

ときどきふと我に返るのです。

何してるのだろうって。

何が楽しくてこんなことしているのだろうって。

ひどくみじめな気持ちになります。

エンポリ戦をみてそのみじめな気持ちが胸中に去来しました。

今時こんなみじめな気持ちになることある?

もう令和6年ですよ。

お若い方はみじめなんて言葉、きいたことも味わったこともないのではないかしら?

最近お若い方のカルチョ離れが叫ばれているようだけれど、それ正解!

カルチョ離れて正解!

こんなみじめな気持ち、前途有望なお若い方に味わってほしくないもの。

前途多難なローマに付き添ってみじめな思いをするのは私のような年寄りだけで十分なのです。

それでは全国のお年寄りの諸君!未来ある若人を脱出させた今、我々はローマと共に地獄へと参りましょう!


地獄その1!

良かったのは最初の5分だけ!ディバラ、ソウレ夢の共存不発地獄!

ディバラ残留の流れを踏まえると、どう考えてもディバラを先発させないわけにはいかないではないですか?

そこで我らが敬愛するデ・ロッシちゃんは4-3-2-1のモジュールでディバラ、ソウレの共存を図ります。

おそらくデ・ロッシちゃんの理想は4-3-3でしょうから、4-2-3-1ではなく、より4-3-3に近い4-3-2-1を選択するのも頷けます。

ここまでは皆が納得の100点の采配。

流石、デ・ロッシちゃん!

開始5分間はもう期待感しかありませんでした。

今日はこれいけちゃいます!

デ・ロッシちゃん早くも最適解見つけちゃいました!ってね。

5分後以降……。

あっ、これダメですね……。

開幕戦でデ・ロッシちゃんがディバラを先発から外さざるを得なかったのも分かる気がします。

デ・ロッシちゃんの嗜好するカルチョだと2人の共存難しそう……。


地獄その2!

ローマの時だけ相手が強くなる地獄!

断っておくと私は基本ローマの試合しか見ません。

なのだけれど、絶対ローマの時だけ相手が強くなってる!2倍くらい!

というのは確信しています。

だっておかしいもん!

カリアリにしたってエンポリにしたってさ、あんなにバカスカシュート撃っちゃってさ!

ローマ全然撃てないのに!

君達目標はセリエA残留でしょ?

こちとら目標はスクデットなのですよ?

シュート撃つのはこっちの仕事なの!

残留が目標なら引き分け狙いで守備を固めるのがセオリーでしょ!

勝ちにこようとしないで!

君達ローマの時だけ張りきりすぎ!

立場弁えてお願い!


地獄その3!

個々は良いのにチームとしては良くない地獄!

新加入選手達は皆良いと思います。

途中出場のル・フェも良かったし、ソウレもポテンシャルを感じました。

そして何よりドヴブィクは持ってる物が違う、得点を量産してくれると確信させてくれます。

そして既存選手も。

途中出場で見事得点してくれたショムロドフ。

彼は体がきれてる感じであわや同点か?という場面も作ってくれました。

もちろん得点をアシストしたバルダンツィも!

彼のメッザーラへのコンバートは大成功と言って良いと思います。

やはりディバラは上手い!

1人でもなんとかしてくれる力を感じます。

このように個々で見ると良い選手がたくさんいるのだけれど、チームとしてみると連動性というか、一体感がない気がします。

後半に3バックに変更した当初は勢いがあったけれど、エンポリの追加点で出鼻を挫かれてしまいました。

後半の後半は完全にローマ・ペースだったけれど、エンポリが2点リードで守備を意識しだしたことが大きかったと思います。

そんなローマ・ペースの中でもパス・ミスで自ら勢いを削いでしまう場面が多々見られたのが地獄でした。

ともかくドヴブィクに良いボールを入れたげてほしい。

そうすれば絶対点取ってくれるから。


地獄その4

ウッドワーク地獄!

カリアリ戦でもあったけれど、またしてもウッドワーク!

しかも何回も!

対してエンポリは1回だけ!

審判さん!このウッドワーク絶対エンポリ・ファンだよ!

不公平!

地獄!

チェンジで!


最終地獄!

責任感が裏目にでる地獄!

リスタートからパレデスがミスをしてピンチを招き、その結果彼が相手をペナルティ・エリア内で倒してしまいました。

相手がペナルティ・エリアに侵入した時点で1対2の場面を作れていたので、あそこでパレデスがボールを刈り取ろうとする必要はなかったと思います。

自分で招いたピンチなので、自分がなんとかしないと、という気持ちが強かったのだと思います。

その気持ちはとても尊いものだけれど、今回はその責任感が裏目にでてしまいました。

なんたる地獄。

神様はいけずなのです。

結果的にこのミスがエンポリに史上初のオリンピコでの勝利をプレゼントすることになってしまいました。

無念。

ただ私としてはこれくらいのこと物ともしないローマを見たかったです。


全国のお年寄りの諸君!

この度の地獄も老骨には堪えましたね!

現状を鑑みると、地獄はまだ続きそうな雰囲気です。

幸いな事にまだ2節、全然挽回は可能ですし、まだメルカートも開いてます。

しかし!

賢明なる諸君は気づいているはずです!

されど2節だと!

五里霧中、暗中模索感がヤバいと!

けれど前述のように未来は前途ある若人達に託しました!

我々、年寄りは変化を嫌います、長年の習慣を維持することが大好きであります。

であるならば取るべき道はひとつ!

敬愛するデ・ロッシちゃんを支えながら、老骨にムチうってとことんローマにお供致しましょう!

命尽きるその日まで!


ユーヴェ、どうした!

ビビっているのか?

年寄りを虐めるのは忍びないか!?

遠慮するな!

かかってこい!

こちとら当にボコされる覚悟はできてんだ!

カリアリに引き分けたその日から!


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