フィオレンティーナに飛び立つボーヴェの別れのメッセージ

 

8月30日にローマは買い取りOP付きレンタルでエドアルド・ボーヴェがフィオレンティーナに移籍したことを公式発表しました。またフィオレンティーナの公式発表によると一定の条件が満たされると買い取り義務が付くレンタルでの獲得とのことで、ディ・マルツィオさんによれば、試合数の60%出場の場合に義務化される1050万ユーロの買い取りOP付き150万ユーロの有償レンタルとのことです。


この移籍に関してボーヴェはフィレンツェへ向けて出発する際に

確かにこのような結果になったのは少し残念だ。僕とローマのファン達はもう少し異なる結末に値した。やってくるであろうことに満足しているし、この冒険にとても自信を持っている。いつも大きな愛情を示してくれたローマのファン達に感謝する

と述べました。

 

またInstagramには

この14年間幸運にも一緒に働くことができた人達、僕のチームメイト、スタッフのみんなへ。

僕の家族、僕の恋人、いかなる時もそばにいてくれた代理人へ。

僕を選び、歓迎し、今の僕にさせるためにここまで僕を育ててくれた場所へ。

僕の街、僕の人々、僕をサポートすることを決してやめず、僕を寛がせてくれたロマニスティへ。

心の底からありがとう。

エドアルドより

と投稿しました。


一方彼のアイドルの一人、デ・ロッシ監督はユーヴェ戦前日記者会見にて、彼について

ボーヴェが去ったのは残念だが、私は彼をブロックはしなかったし、彼に何としても残るようには言わなかった。他の全てのMF達と同様に、私は彼に対して率直で、よりダイナミックなMFを数名加える意向があるので、おそらくスペースはより少なくなるだろうと言った。彼はモウリーニョさんと一緒の時よりも私と一緒の時の方がプレイ機会が少なく、彼は私と話しをしてプレイする必要があると言い、私はこのスペースを彼に保証できなかった。彼は強力だし、ポジティブで礼儀正しくて、チームや環境に結びついた青年なので残念だが、私は選択しなければならない。ある選手が私に好感を持てているか、あるいは、フラッテージやカラフィオーリがそうなったように非常に強力になるかもしれないという恐怖だけを考えるわけにはいかない。私は私の責任を負わなければならず、このケースにおいては、彼はフラッテージやカラフィオーリのようにイタリア代表に値するから、私が間違っていたことを願うよ。移籍はレンタルであって完全移籍ではない。私達は互いに抱擁したままであり、私たちの間の愛情が残ることを願うよ。数日前のディバラと同じ話が彼にも当てはまる。もし私がここローマの地で生涯にわたってアンタッチャブルなアイドルで居続けたかったなら、戻ってこなかっただろうし、自分を討論のまとにしないか、あるいはもっとポピュリズムの選択をしただろうが、私はピッチを見なければならず、選手達が私に言うことも見なければならない。私はボーヴェを尊重しなければならず、どれだけ彼が飛び立つに相応しいか尊重しなければならない。

と述べました。


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