セリエA第35節 ローマ vs フィオレンティーナ

 

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試合の感想

試合開始直後からずっとフィオレンティーナがボールを保持していたので

今日は難しい試合になりそう

と考えていたのだけれど、マンチーニのゴールを皮切りにあれよあれよという間にゴールを重ね、気づけば4-0のパーフェクト・ゲームになるのだからカルチョとは不思議なものです。

しかしこの試合はカルチョ以上に不思議な存在がいました。

それがエルモソです。

1A1Gの大活躍の彼、私の記憶ではCBだったはずなのだけれど……。

ウェズレイへのアシスト……なんでそこにエルモソが?

えっ?

君なんでペナルティ・エリアの中にいるの?

えっ、今セット・プレイじゃないよね?

今、守備はどうなってるの?

えっ、君大丈夫?

と混乱してしまいました。

とはいえ、その時は

まぁ、これもガスペリーニさんの戦術の賜物かな?彼の戦術はCBの攻撃参加が特徴ときいた覚えがあるし……。

と自分を納得させていました。

そしてエルモソのゴール。

いやいやいや、おかしい、おかしい、おかしい……。

だからなんでそこにエルモソが?

ですし、何よりその動き何?

どう考えてもCBがする動きじゃない!

動きが完全にFWのそれ!

ガスペリーニさんの戦術云々じゃ説明がつかない動き!

不思議すぎる!

………

……

これが後世に語り継がれることになる偽CBの誕生であった。

26-27シーズンローマは偽CBエルモソとCFマーレンによる変則2Topを形成。

二人は抜群のコンビネーションを見せセリエAを席巻。

ローマは大旋風を巻き起こす。

順風満帆、ローマの行手阻む者なし!

スクデットは確実!

かに思われたが、その代償はあまりにも大きかった。

クリスタンテの過労死である。

無敵に思われたエルモソの偽CB、しかし当然彼が攻撃参加した際には空いたスペースを埋める者が必要だ。

それは誰か?

クリスタンテである。

26-27シーズン、ローマはまたしても2列目に怪我人が続出した。

その穴を埋めるのは誰か?

クリスタンテである。

必然彼はピッチの端から端まで走り回ることになった。

馬車馬の如く。

ガスペリーニさんは毎夜クリスタンテの枕元に立ち、こう語りかけた。

お前は人間じゃない、馬だ。

と。

オグリキャップか、ハルウララか、はたまたキタサン・ブラックか好きなのを選べ。

と。

何?ダイタクヘリオスが良い?ならお前はダイタクヘリオスだ!

と。

(歌っているのがダイタクヘリオス)


クリスタンテは歌の如くNew Stageに突入しひたすらに走った。

笑ってないとかありえんてぃ、遊びに誘われたら秒でOK!とノリノリで走った。

走りに走った、エルモソの分まで。怪我をしている皆の分まで。

しかし、彼はダイタクヘリオスでもなれば、馬でもない、人間である。

結果、過労死。

圧倒的過労死。

後にガスペリーニさんはこう語った。

しまった。

馬だったのはクリスタンテではなかった。

ペッレグリーニだったと。

 

ガスペリーニさん79歳、ローマ史に燦然と輝くこととなる名将、最初にして最後となる痛恨のミスであった。

銀河の歴史がまた1ページ。

次回、フィオレンティーナ大激怒?アディショナル・タイムにベンチでマーレンとコネがイチャついてた。私見逃さないよ!

お楽しみに!


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