アリソンを獲得するリヴァプールに捧ぐ、おおかみ司書の祈り
ローマ、GKとサイドアタッカー両方の獲得に動く
上記の投稿で記したようにアリソンのリヴァプール行きが事実上決定しました。アリソンが移籍するであろうことはうすうす感じていました。報道が事実ならば移籍金はGKに費やされたワールドレコードとなる7500万ユーロになります。客観的にみればおよそ800万ユーロで獲得したアリソンに実質1年だけの活躍でこれだけの値段がつくのならば売却するのは正しいことだと思います。ローマが買う側のクラブではなく、売る側のクラブであることも重々承知しているつもりです。確かにモンチさんは以前の会見で売却不可能な選手などいないのだ。と述べていました。けれども同時にもはやローマはFFPについて心配する必要はないのだ、そしてそれを心配しなくて済むクラブは多くはないのだよ。といったようなことも述べたのです。だから私は淡い期待を抱いていたのです。強気の価格設定にでたローマに太刀打ちできる相手は現れないのではないだろうかと。実際シーズン終了直後にディ・マルツィオさんが報じたローマの価格設定は強気の1億ユーロというものでした。それが時が経つにつれ8000万ユーロになり、最終的に7500万ユーロになり・・・・・。売ってあげても良いよという雰囲気が感じられるではないですか。私はそれが悲しいのです。それが悔しいのです。FFPについて心配する必要はないのだというのならばせめて売ってあげても良いよという雰囲気は感じさせてほしくはなかったのです。私は毎試合のように決定機を阻止するアリソンが大好きでした。プレスをかけてくるFWを華麗な足技でかわす彼にときめきました。有識者の方々がアリソンをGK界のメッシだ、ペレだ。と評した時は心が躍りました。そんな私に言わせてもらえるならば7500万ユーロはバーゲン価格に他ならないのです。私はこれからもローマを応援していくでしょう。きっと新たなお気に入りの選手も次々と生まれるでしょう。けれどそこにアリソンはいません。彼は天候に恵まれた永遠の都ではなく、小雨の降る、そしてエジプトの英雄がいる彼の地で活躍しているのです。今、市場原理、キャピタルゲイン、サッカービジネスといった言葉達がアリソンを彼の地へ連れて行こうとしています。私は寂しさを覚えずにはいられないのです。何を言っているのだ貴様は。とっくに21世紀なのだ。論理的な考えに徹さなくてどうするのだ。と思う方もいると思います。けれど私には実際に触れたことも見たことすらないアリソンに抱くこの思いが愛おしく大切なもののように思えてならないのです。近い将来リヴァプールファンの皆さんがサラーと同じでアリソンはバーゲン価格だったね。ローマは優しく素敵なクラブだね。と思ってくれることを切に祈ります。
同じく悔しいです。どのような原理が、目論見があるのかは想像するしかないですが、サラーやピャニッチのときと違い、必然性が感じられないのが歯がゆいです。
返信削除はなおさん、初めまして。コメントありがとうございます。
削除気持ちを共有してくれる方が心強いです。
そうですね。財政難で仕方なくというほうが心の折り合いをつけやすかったかもしれませんね。皮肉なことではあるけれど。
はじめまして
返信削除概ね同意ですね
まあスタジアムが完成するまでのものだと我慢したいですが
選手自身が残りたいと思うような国、チームになることを応援していく他ないのかなとも思います
トッティ、デロッシ
そしてフロレンツィが残るだけでも我々は幸せなのかもしれません
SHIさん、こちらこそ初めまして。コメントありがとうございます。
削除確かに選手に残ってもらえると思うようなチームになるしかないかもしれませんね。選手が残りたいと思える要素は何になるでしょうか?タイトルを常に狙えるクラブになるのかな?
フロレンツィが残るだけでも幸せと思うというのは前向きで素敵ですね。その考え私も真似させてもらいます(笑)