セリエA第33節、インテル対ローマ 


セリエA第33節、インテル対ローマ フォーメーション

ローマは4-2-3-1の布陣でスタートしました。クライフェルト投入後は彼が右WG、ザニオーロがペッレグリーニの位置に配置されました。インテルも4-2-3-1の布陣でスタートしました。


得点シーンは14分、エル・シャラウィが左サイドのドリブルからカット・イン。キック・フェイントでDFを外してから素晴らしいミドル・シュートをゴール・ネットに突き刺しローマが先制しました。61分には右サイドからのダンブロージオのクロス。このボールをファー・サイドにいたペリシッチがダイヴィング・ヘッドでゴールに押し込んでインテルが同点としました。

試合の感想

今日の試合の実況は倉敷保雄さんだったけれど、もし北川義隆さんが実況していたら興奮気味に「Madonna!!! Che gol!! El Sharaawy!! ROMA in vantaggio!!(うわぁ!!、何てゴールだ!!エル・シャラウィ!!ローマ先制!!)」とでも言いそうなエル・シャラウィの100点満点の得点の後、ローマはローマらしからぬ?Catenaccioみたいになって完全に防戦一方になりました。エル・シャラウィの得点が前半の早い時間帯だったので、私はこんな早い時間から1点を守りきるみたいなスタイルで大丈夫なの?本当にローマにそんな大人びた試合が出来るの?と心配していたのだけれど61分にあえなく被弾しました。私はここから勝利すべくローマは攻撃に出かけると思ったのだけれど、特に戦い方を変えることなく引き分けに終わりました。だからラニエリ監督は引き分けでOKと考えた試合だったのだと思います。私としては引き分けで終わって嬉しいのはローマよりもインテルのほうじゃないのかな?と思うのだけれど、まぁ、アウェイだし引き分けで良いのかな?どうなのかな?とちょっと結果をどのように捉えたら良いか迷う試合でした。まぁ、それはおいといて個々の選手に目を移すとミランテは今日もビッグ・セーヴを見せてくれて、大きなミスもなく頼りになるなと思いました。それから最近元気がないな、大丈夫かな?と心配していたコラロフも出場停止が良い休養になったのか、今日は攻撃面で凄く良かったと思いました。ジェコも前節のゴールで機嫌を良くしたのか伸び伸びプレイしているように見えました。ポスト・プレイの鬼みたいになっていたように思います。最後になんと言ってもエル・シャラウィですね。何もないところから1点をもぎ取る素晴らしいプレイでした。前節のアシストといい、絶好調というか、一皮むけたというか、天才というか、私が思ってた以上に彼って凄い選手なのかもと感心してしまいました。さて、次はカリアリ戦です。この試合前のウォーム・アップ中に内転筋の僅かな不快感を訴え、急遽スタンド観戦となったマノラスの状態やクリスタンテとザニオーロの累積警告による出場停止など幾つか不安要素はあるけれどもう取りこぼしできる余裕はありません。何とか頑張って、ローマ。最後にナインゴランが元気そうで嬉しかったです。


コメント

  1. おおかみ司書さんこんにちは。

    うーん、エル・シャーラィの見事なゴールで先制したのは良かったですが、残念でした。
    まあ、直前でマノラスが出場できなくなってしまったのに何とか1失点で終われたので、この試合の結果だけ見れば悪くはないんじゃないかと思いますが、4位以内という目標があるのでやっぱり勝ちたかったですね。

    twitterの方の話題になりますが、ローマの街が出来てから2700年以上も経つのですね。
    でもそれだけ長生きしてもローマのスクデットは3回しか見られていないという。(笑)
    今年はユーベの8連覇で終わってしまいましたが、来年からはローマが2700連覇ぐらいしてほしいですね! 50連覇ぐらいで僕は死んでるかもしれませんが。(笑)

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    1. にょろろさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

      やっぱり来季の目標を考えると勝ちたかったですね。エル・シャーラウィの得点が決勝点になってくれれば最高だったのに・・・・・・。


      >来年からはローマが2700連覇ぐらいしてほしいですね! 

      さすがにそれは欲張りすぎなのではないでしょうか(笑)でも3連覇くらいなら許してくれても罰は当たらないだろうとは思います(笑)

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