セリエA第8節 サンプドリア対ローマ


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セリエA公式YouTubeよりMATCH HIGHLIGHTS

試合の感想

フォンセカさんは試合前にここ10試合でローマがサンプドリアに勝ったのは2回だけなので複雑なゲームになると仰っていたけれど、私は確かにサンプドリアは強いけれど今最下位だし天候が悪くなければ(ローマは天候が悪い時苦戦するイメージがあります)、案外楽に勝ってくれるのではないかなと思っていました。試合が始まると少なくとも画面上では雨は降っておらず、選手達の身体も軽そうに見えたので今日は期待できそうと思いました。しかしやはりプロ、フォンセカさんの仰っていたことは正しかったです。私が感じたことは現実とはかけ離れていました。楽に勝つなんてとんでもない。引き分けです。それも相手に押されての。さらにクリスタンテが恥骨の不快感で、カリニッチが左膝の打撲で負傷交代、クライフェルトがイエロー・カード2枚で退場というおまけ付きです。もう散々です。本職のメディアーノがヴェレトゥ1人だけという緊急事態になってしまいました。フォンセカさんはクリスタンテがダメならパストーレかサントンを使えば良いじゃないと仰っていたので彼らに頑張ってもらうしかないです。ちょっとどこの指か忘れたけれど、パストーレも何気に手の指を微細骨折しているけれど。試合に目を移すとチャンスがほとんど作れていないように思えたのが心配です。開幕当初、フォンセカさんは点も取るけど失点もするゼマンさんタイプに見えて、得点は大丈夫そうだから後は失点を減らしてくれればと思っていました。それがボール・ポゼッション時に今まで両SBを高い位置においていたのを片方だけにしてスモーリングが先発しだした辺りから失点は減ったのだけれど得点もできなくなってきたように思います。今日の試合でも主にコラロフが一所懸命にクロスを入れるのだけれどほとんど防がれていたし、相手を崩してのチャンスも皆無に近かったと思います。なんていうか攻撃の手詰まり感?がありました。怪我人が続出してやりたいサッカーが出来なくなっているだけなら良いのだけれど。一方で守備は頑張ってくれたと思います。ヒヤッとする場面が何度かあったけれど守りきってくれました。特にスモーリングが頼もしかったです。一度判断ミスからピンチになりそうな場面があったように思うけれどそれ以外は完璧に見えました。シャフト(彼の愛称の一つ)、凄い!格好良い!後この試合の後にあったリヴァプールとマンチェスター・ユナイテッドの試合をチラッと見てみたらシャフトに似ている人がいました。ファン・ダイクです。親戚とかじゃないよね?話がそれてしまいました。こほん、こんな感じで怪我人とか攻撃の手詰まり感とか色々心配なことはあるけれどラニエリさんの笑顔が素敵だったしこんな状態ながらもアウェイで勝点を拾えて良かったと思うことにするのです。さて次はUELのボルシアMG、そのすぐ後にミラン戦です。強豪が続くけれどそろそろ胸がすくような勝利が見たい。頑張って、ローマ!


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