【UWCL】UEFA女子チャンピオンズ・リーグの大会形式とは【Format】

 

先日ローマ・フェンミニーレ(女子のローマ)がリーグ戦で2位となり、クラブ史上初となるUEFA女子チャンピオンズ・リーグ(UEFA Women's Champions League、UWCL)の出場権を獲得しました。

私はこの大会形式がどのようなものか知らなかったで調べることにしました。その結果をメモしておきます。

UWCLは2021-22シーズンより大会形式を変更。その目玉は16チームからなるグループ・ステージの導入。

グループ・ステージは16チームを4チーム×4グループに分ける。ホーム&アウェイ方式の2回総当りで争い、各組2位までの8チームがノックアウト・フェイズに進出。

ノックアウト・フェイズはホーム&アウェイ方式のトーナメント制で決勝戦のみ一発勝負となる。

グループ・ステージの16チームの内4チームが直接参加し残りの12チームはチャンピオン・パス(7チームがグループ・ステージへ)とリーグ・パス(5チームがグループ・ステージへ)という二つのルートを経て決定される。

チャンピオン・パスとリーグ・パスの形式は同じでラウンド1とラウンド2の二つのフェイズに分けられる。

ラウンド1は4チームのノックアウト方式のミニトーナメント制で勝ち残ったチームがラウンド2進出。

ラウンド2はホーム&アウェイ方式のノックアウト・タイ制。

もし50よりも多いサッカー協会が参加しているなら、チャンピオン・パスにホーム&アウェイ方式の予備ラウンドがある。

UWCLの前年女王、UEFAランキング1〜3位の各サッカー協会のリーグ・チャンピオンの4チームがグループ・ステージから参加。前年女王とリーグ・チャンピオンが被る場合はUEFAランキング4位のサッカー協会のリーグ・チャンピオンもグループ・ステージから参加。

その他のサッカー協会のリーグ・チャンピオンはチャンピオン・パスに参加するがUEFAランキング4〜6位のサッカー協会のリーグ・チャンピオンはラウンド2から参加。

リーグ・パスはUEFAランキング1〜6位のサッカー協会のリーグ3位とUEFAランキング7〜16位のサッカー協会のリーグ2位の16チームがリーグ・パスのラウンド1に参加し、UEFAランキング1〜6位のサッカー協会のリーグ2位6チームはラウンド2から参加。

というのが大まかな大会形式でこれを動画で説明したものがこれです。また"The full guide to the new format"から詳細が見られます。


以上のことを踏まえてローマに当てはめてみると

ローマはリーグ2位での参加なのでリーグ・パスから参加。

Il TempoによるとイタリアのUEFAランキングは10位とのことなのでリーグ・パスの計16チームからなるラウンド1に参加。

ローマは抽選で4チーム毎に分けられたノックアウト方式のミニトーナメントで勝ち残ればラウンド2へ

ラウンド1を勝ち上がった4チーム+UEFAランキング1〜6位のサッカー協会のリーグ2位6チーム、計10チームからなるラウンド2にて抽選で選ばれたチームにホーム&アウェイ方式で戦って勝てば、グループ・ステージへ。

となります。

グループ・ステージに参加するまでが大変!でも楽しみ!


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