セリエA第34節 ローマ対インテル


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試合の感想

私はこれまで事なかれ主義で声を上げることは苦手だったのだけれど、重い腰を上げるときがきた、声を上げるときがきた、そう強く感じています。私は声を大にして言いたい。

スピナッツォーラのモーゼスへのあれはPKではない。

と。だってわざとじゃないもん、ボールクリアしようとしたら空振りしてモーゼスに当たっただけだもん。わざとじゃないもん、PKじゃないもん。スピナッツォーラのほうが痛そうにしてたもん。PKじゃない、PKじゃないんだ・・・。

はっきり明言しておきます。あれは主審のマルコ・ディ・ベッロさんの大誤審です。こんなことはあってはならない。許してはならない!

だいだいですね・・・・・・、えっ、ちょっと、今私がしゃべっているでしょう?後にしてください。後に。

えー、だいたいですね・・・・・・、もうっ、うるさいですね。分かりました。分かりましたよ。言いたいことがあるのですね。言って御覧なさい。

「先生、残念ながらあれは紛うことなきPKです。VARの必要もなかったほどです。」

ですって?貴重な御意見をどうも。若人よ。けれどやはり若さとは悲しいものです。貴方の考えはあまりにも杓子定規すぎます。

良いですか?このPKはサンプドリア戦の奇跡的な大勝利から始まり、地獄の3連敗を経てローマが4連勝して華麗に蘇るという美しい物語のフィナーレを台無しにしました。ローマの皆が苦労して紡ぎあげてきた物語のフィナーレを。

マンチーニ、イバニェス、コラロフの美しい守備、強固な守備、マンチーニのお出かけ、コラロフの気の利いたカバーリング、イバニェスの勇気あるタックル、トリコローレの如き完璧な組み合わせを黒一色で塗りつぶすかのような行為。

レアル・マドリードだろうが、PSGだろうが、リヴァプールだろうが、バイエルンだろうがどこへだしても恥ずかしくないであろうディアワラのパフォーマンス、私的Man of the Matchのディアワラの頑張りに泥を塗る愚かさ。

スプラッシュ・マウンテン、ナイト・パレード、夢の国ミッキー・イタリアン(ムヒタリアン)を楽しむ私をたたき起こして現実に引きもどす鬼畜の所業。

これらの非情の数々を聞いてもなお、貴方はあれPKだったと言えるでしょうか?もし、いえるというのなら、そしてそれがルールだというのなら、そんなルールはこの世から抹消すべきです。

美しい物語のフィナーレは台無しにしてはならない!

完璧な組み合わせを塗りつぶしてはならない!

頑張りに泥を塗ってはならない!

夢の国から現実に引き戻してはならない!

こんなことが許される社会であってはならない!

私は悔しい!悔しくてたまらない!!この素晴らしい試合をこんなPKで。わざとじゃないファールで引き分けにされてしまうことが。こんな悔しさを胸に抱いてもなお、事なかれ主義を貫き黙ってこの先、生きていくのか?

そう自問した時、私の答えは否です。

社会とは一見ルールの下に成り立っているように見えてその実人々の感情の集合です。ルールの元になるものは人々の感情であるからです。

ルールとは人の感情に寄り添うものでなければならない!

であるならば人の感情を逆なでする、私にこんな悔しい思いをさせるこのルールは間違っている。間違いは正さなければならない!

杓子定規にルールを捉える者に告げる!私に悔しい思いをさせるな!これ以上私の感情を逆なでするな!

私が立ち上がるときがきた!声を上げるときがきた!ルールを変更する時がきた!

ルールを変更するものそれは政治である!

故に私はここに宣言する!

ペナルティ・エリア内で相手を蹴ってしまっても、わざとじゃないならPKではない!そういう世界を作る!

これを公約とし私は次の都知事選に出馬すると!

イタリアへの足がかりとしてまずは日本から!

私は賛同者を集う、清き一票を求む!

だが、例え一人であっても戦い抜く覚悟がある!

私はやる!やってみせる!後の世の子供達のために。私自身のために!

あれはPKではないと胸を張って言える世界を作る!

目指すぞ、ベルルスコーニさんを!

ありがとう!マルコ・ディ・ベッロさん、私を目覚めさせてくれて。

まっててね、ローマ。私が美しい世界を作ってあげるから!


コメント

  1. おおかみ司書さんこんにちは。

    そうですよね! この前のペロッティのレッドカードもそうでしたけど、むしろ相手が蹴られに来てるのに、ローマの選手が罰せられるのはおかしいと思います!
    まあ相手を罰しろとまでは言いませんが、ちょっと見逃してくれたっていいと思います!

    まあそれはさておき、試合そのものは良かったのではないでしょうか。
    流れの中ではあまり危ないシーンもありませんでしたし、調子は上がってきているのではないかと思いました。

    買収の話もまた進みそうですね。でもフリードキンさんが新オーナーになるなら、カバーニの話は無くなるのかな? ちょっと残念です。まあでもペッレグリーニやザニオーロを売らなくてもいいならその方がいいですけど。

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    1. にょろろさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

      おお、同紙よ。私の意見に賛同していただけるとは。(笑)。にょろろさんが賛同してくれるなら百人力なのです!!

      試合内容は私もとても良かったと思います。セビージャ相手でも良い勝負ができるかもと胸が膨らみました。それだけに引き分けが凄く悔しかったのだけれど・・・。駄々をこねずにはいられないほどに。(笑)

      そうですね。南米のコンソーシアム以外が新オーナーになるならカバーニの話はなくなるように思います。報道を見る限り財政の悪化により法律で12月31日までに増資をしなければならないのでそれまでにパッロッタ会長がローマを売ることは確実視されているのだけれど、ただ会長は値引きに応じるつもりないらしく話が長引きそうなのが心配です。8月31日までに売却が決まらないと主力選手の放出は避けられない雰囲気なので、それまでに決まって欲しいなと思っています。

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