セリエA第36節 ローマ対フィオレンティーナ


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試合の感想

ふふふ、余裕だったぜ。嘘です。本当はギリギリの勝利。引き分けちゃうのかなとドキドキしました。けれど無事勝利しました。やったー!

前節SPALに圧勝したのでヴィオラ戦も楽に勝てるのかなと思っていたのだけれど、ヴィオラが思いの他手強くて面食らってしまいました。でも良く考えたらそれもそのはずでヴィオラはリベリ、クアメ、ブルガル、カセレス、キエーザと有名な選手が一杯出ていました。しかも途中からクトローネもでてくるし、強いはずなのです。おまけにハイライト動画をみてたら冒頭で実況の方がヴィオラは6試合負けなしですと仰っていました。早く気付きなよ、私。気付いていたらそういう心積もりで見れたのに・・・。

そんな手強いヴィオラ相手に突破口を開いてくれたのが今や右サイドの不動のスタメン、ブルネットことブルーノ・ペレスちゃんでした。この試合はどちらかというと左サイドのスピナッツォーラが目立っていてペレスちゃんの活躍は控えめにみえました。連戦で疲れているのかなと心配していたのだけれど、前半の最後にしれっと仕事してくれました。PK獲得の大仕事です。私、ペレスちゃんが不動のスタメンの理由分かっちゃった。ふふふ、ブルネット大好き!

そしてPKの仕上げをキッチリこなしてくれたヴェレトゥにも触れておかなくては。今日は2本も仕上げて大忙しだった彼。Optaによれば彼は今季5本PKを蹴って全て成功しているそうです。凄い。職人みたい、PK職人。一回目のPKは小刻みな足踏みからのキック、二回目は小刻みな助走からのキックとキック・モーションを変えてGKを惑わそうとしていた所も職人っぽさを感じました。細かなとこまで神経が行き届いているというか。私だったら緊張で頭がパニックになって怖くなって目をつぶって思いっきりボール蹴ろうとして空振りしてこけそうなのに、ヴェレトゥは偉いのです。そして古巣相手に2本もPKを決めるなんてヴェレトゥは容赦ないなとも思ったのだけれど、今にして思えば、手を抜くことの方が失礼という男らしい考えがあったのだと思います。それが職人という生き物なのでしょう。きっと。渋いな、ヴェレトゥ。それからローマにはまだPKが大好物のペロッティが控えているのでPK対策は世界一かもです。

この試合の私的注目点、ミッキーのレインボー・ルアウ理論の立証は残念ながらなりませんでした。それもこれもテッラッチャーノのせい!彼がムヒタリアンのシュートに手で触れなければ理論は立証されていたのに。ぐぬぬ。正GKのドラゴウスキが負傷しているから彼は控えGKのはずなのに他にもセーヴ一杯していて卑怯!控えGKがセーヴ一杯したらダメ!ずるい!反則!それとゴールの枠!君もダメ!枠に当たって入らなかったのを私見逃してないよ。あそこはボールを内側に弾くところでしょう。それに君、コラロフのボールも弾いたでしょ?Optaによれば今季これまでローマが枠にあてたシュートは20本でこれはナポリの24本に次ぐ多さだそうだよ。これ、どういう意味か分かる?君がちゃんとボールをゴール内に弾いていればローマは後20点も多く点をとれていたってことだよ。ちゃんと仕事をしないとダメでしょう?さもなければクビになってしまうよ。いいの?それで?

えー、このようにヴィオラの反則と枠君の職務怠慢というダブルコンボが発動としてしまったのでこの試合はノーカウントにするのです。よってミッキーのレインボー・ルアウ理論の立証は次節に持ち越しにします。こんなの想定外だもん。ミッキーは本当は得点できていたもの。これはノーカウントも致し方なし!

ディアワラのくるっとターンドリブルに興奮。あんなのジダンさんで見たことある!と思いました。身体がワラワラしました。ディアワラだからワラワラです。

この試合で気になったのはローマってヘディングの失点多い気がするってことです。背の高い選手が多いと思うから空中戦は弱くないと思うのだけれど・・・あっ、競り合って身体をぶつけたら相手がかわいそうというローマの優しさかな?きっとそうだ。ローマ優しい!好き!

もう一つ気になったことは最近フォンセカさんがスタメンを固定気味なところです。まぁそれはUELに向けてメンバーを固定し練度を高める狙いがあるのかな?とも思うのだけれど交代選手まで固定気味なのが気になっています。これでは愛しのパストーレが見れない!最近まったく出番が無いのでこのままだと年俸も高いし、放出されそうで悲しい。ジェルソンの放出のときみたいな思いをするのは嫌だ!と思ったのだけれど、UELで追い込まれたときに満を持してパストーレが投入され、彼がローマの窮地を救い一躍ヒーローに。そのままUEL優勝の立役者となり来季の残留が決定というストーリーの為の伏線だと考えたら凄く幸せになれたのでそういう事にするのです。秘密兵器パストーレ楽しみ!

2回目のPKは素人目にはヴィオラには可哀相な判定に思えました。でもPKの判定は素人には難しいのです。なぜならインテル戦のスピナッツォーラのあれもPKだからです。わざとじゃないのに。ボールをクリアしようとして偶々モーゼス蹴っちゃっただけなのに。わざとじゃないからPKじゃないもん!のあれもPKになる難しい世界なのです。私が都知事選に出馬して世界を変えるまでは主審の判断に委ねるしかないと思います。ごめんね。ヴィオラ。

この試合は新ユニフォームのお披露目だったけれど思ったより悪くないかもと思いました。

負傷交代したロレンツォ・ペッレグリーニについてローマは彼は鼻中隔の骨折が確認され、明日手術の予定であることが公式発表されました。なおSky Sportによるとこれにより彼の残りのリーグ戦、トリノとユーヴェ戦の欠場はほぼ確実とのことです。うーん、心配なのです。無理は絶対しないで欲しいところ。

さて手強いヴィオラを倒してローマの地力も付いてきた気がします。あっという間にリーグ戦も残り2節です。次節のトリノ戦に勝てば来期のUEL本戦出場の5位が確定します。次節は必ず勝って本番の我が麗しのパストーレのストーリー達成に備えて欲しいです。トリノにも勝とうね、ローマ。


コメント

  1. おおかみ司書さんこんにちは。

    実はまた体調を崩してしまったので試合終了間際に起きて早送りして見たのですが、勝利やったー!
    PK2本での勝利は若干微妙ですが、まあ惜しいシュートが何本かあったので合わせ技1本って事でフィオレンティーナには納得してもらいましょう!

    次のトリノ戦に勝てれば5位が確定できるので、なんとかそこまでは頑張ってもらって、ユーヴェ戦は出番のない選手を使えるぐらいになるといいですね。
    残念ながら4位はなくなってしまいましたが、EL優勝してCL出場権をゲットしてほしいです。
    なんかセヴィージャのバネガがクラスターの発生したお店でマスクもせずに踊っていたとかで、これはもうELはローマの不戦勝にすべきじゃないかと思います。

    ペッレグリーニが鼻を負傷してしまいましたね。フェイスガードといえばよくバットマンに例えられますが、なんかローマ関係でバットマンって聞いたことあるな……と思ったら、オルセンがロビンだからそれでよくバットマンが出てくる、という2年程前のこちらの記事でしたね。(笑)

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    1. にょろろさん、おはようございます。コメントありがとうございます。

      体調はもう治りましたでしょうか?コロナのこともあるのでくれぐれも無理なさらないで欲しいです。

      私もトリノ戦で5位を確定させてほしいです。そして優勝予定のELに万全を期してほしいです。

      バネガはそんなことがあったのですね。詳細は知らないけれどチーム全員が濃厚接触者になって2週間の隔離になったりしないのかな?いずれにせよバネガは沢山の人に迷惑をかけた思うので軽率な行動は控えて欲しいです。自分のためにも。

      オルセン=バットマン、なんだか懐かしいです。でもオルセンは雨に弱いイメージがあるので私はバットマンよりアンパンマンの方がしっくりきます。(笑)

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