ローマが勝った時は‘Grazie Roma’を歌おう
先日のUECL優勝を果たしたローマを目撃した人なら、わかりみが凄いであろう歌があります。なお目撃していないという方やもう一度目撃したいという方は以下で見逃し配信が行われているのでどうぞ。 UEFA.tv UEFA.tvを視聴する際はアカウント登録が必要です。アカウントをもっていない方は事前に登録を。登録方法は以下のリンク先等を参考にして下さい。またいつまで配信してくれるのか不明なのでお早めにご覧ください。 [UEFA.TV]って知ってますか?今すぐUEFA公式アプリ「UEFA.TV」をインストールしよう! 話を戻すとその歌がこちら。ローマのインノ(賛歌)の一つ「Roma Roma」もしくは「Roma Roma Roma」こと "Roma(non si discute si ama)意味:ローマ(議論の余地なくただ愛しなさい)”もリリースしているアントネッロ・ヴェンディッティ(Antonello Venditti)さんの ‘Grazie Roma’です。 ローマがホーム・ゲームで勝利した際に会場で必ず流されるこの曲はローマが2度目のスクデットを獲得した年にリリースされたのだけれど、ヴェンディッティさんがトラステーヴェレのご自宅でこの曲を作ったのが1982年11月、レコーディングされたのが1983年の自身のお誕生日でもあった、3月8日と、この時点ではまだローマのスクデットは決まっていませんでした。(ローマのスクデットが決まったのは1983年5月8日)。 獲得できるか、できないか定ではない時期に何故このような行動にでたかというとご本人曰く 雰囲気の中にあった何か(スクデットのこと)についてローマに感謝したいという願望からだが、それはまだ実現していなかったけどね。 とのことです。 またこの曲はご本人の著書曰くローマだけではなく、ローマの街への感謝、その両方から生まれた曲だそうでそのため歌の1番はイタリア語で、2番はもし自分が自分の宝物(スクデット)と取り戻したらということをテーマに、3番はローマ人達だけに向けたとのことでローマ方言で書いたそうです。 さらにこの曲はローマのインノとしてだけではなく、イタリア代表の応援にも使われるほど、国歌の代わりに歌われる曲のような存在だそうで、2002年の日韓W杯では、仙台で合宿していたイタリア代表を鼓舞するためだけにヴェンデ...