セリエA第10節 ウディネーゼ対ローマ
セリエA公式サイトよりMATCH REPORT(見方は コチラ ) セリエA公式YouTubeよりMATCH HIGHLIGHTS 試合の感想 ファシオが厳しめの判定で退場になった時はえー、またこのパターンなの?っと思ったけれど違いました。私は大いなる勘違いをしていたのです。ローマは10人になったほうが強くなるのです。きっとこの試合で主審を務めたイッラーティさんはそのことをご存知だったからあえてファシオを退場させてくれたのですね。ありがとう、イッラーティさん!さて、いかがでしょうか、みなさん?これが勝者の余裕というものです。勝ってさえしまえば、このように優しい気持ちで厳しめの判定を受け入れる事ができるのです。今日、私はそのことに気が付きました。実に素晴らしい。気付かせてくれたローマに心から感謝するのです。ローマ快勝の口火を切ったのはザニオーロ君でした。コラロフの浮き球からウディネーゼの選手が滑った?こともあってGKと1対1に。それを冷静に決めて3試合連続ゴール。GKの股間を通した時、私はこれはザニオーロ君、来季ローマにはいないなと確信しました。だってこんなの絶対ビッグ・クラブがほっとかないもん。そしてファシオの退場でローマのリミッターが外れました。まずリミッターを外したのは スモルディーニ ことスモーリングでした。毎試合のようにセット・プレイから惜しいヘディングを放っていた印象のある彼が遂にローマ移籍後初ゴールです。今まで得点が決まらなかったのは頭めがけてボールを放りこんでいたからだったのですね。彼の場合は足元にボールを放り込むべきだったのです。早く教えといてよ、もうっ。そしてお次はクライフェルトです。この得点はシュートに至るまでの過程が美しかったです。そのなかでも特に美しかったのがパストーレのラスト・パスだったように思います。右サイドのフリーのザニオーロではなくウディネーゼの選手が3人もいたクライフェルトのほうを選択する。そしてパスをちゃんと通す。ファンタジスタたるものこうでなくてはと思いました。パストーレのプレイは上手だし見ていて楽しいです。大好き。ダメ押しの4点目も彼からのボールでした。ハンドで得たPKをコラロフがきっちり決めてくれました。コラロフの得点久しぶりに見た気がします。嬉しい。後気になったのがフォンセカさんです。この日の右SBは前...